ソルフェージュとは、楽譜を読むことを中心とした、音楽の基礎能力の訓練のことです。 ソルフェージュを学ぶことで、
- 楽譜を読んで、正しいリズムと音程で歌う(イメージする)力
- 音楽を聴いて、その音符を楽譜に書き起こす力
主にこの二つを養います。 この力は楽器上達には欠かせないもので、なるべく小さなうちから(習いたての頃から)身に付けられるようレッスンしていきます。
ソルフェージュ力をつけることで、ピアノをしていてつまづきやすい、次のようなポイントがクリアできます
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音間違いや、リズムの間違いがなかなか直らない
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自分の指を見ながらでないと、何の音を弾いてるかわからない(楽譜を見ながら弾けない)
- 楽譜を見るとどの曲も難しそうな気がして、練習する気がなくなってしまう
「小さい頃は、音符も少なくなんとなく弾けていたが、実は自分が今弾いている音が何かわからず、指の動きや、先生の音の耳コピだけで覚えていた」というのは残念ながらよくある話で、
そのままでは大体の方が、曲がレベルアップした段階で譜読みが嫌になり、せっかく続けてきたピアノを辞めてしまう、という状況に勿体無さを感じています。
もちろん、年数を重ねるほど長い曲、難しい曲にチャレンジすることになりますが、毎回コツコツとソルフェージュをすることで、音符を読むために必要以上に時間を取られることなく、弾く練習のために最大限時間を使えるようになります。
当教室では、「先生の力がなくても自分で楽譜を読んで、ピアノを楽しめるようになってもらうこと」を目標に、ソルフェージュも積極的に行います。
ソルフェージュは、ピアノに限らず全ての楽器演奏に共通するものなので、成長と共に、部活動などで違う楽器に取り組む際も役立ちます。
通常、ピアノ教室のレッスンは30分からが最短レッスン時間の所が多いですが、経験から、30分ではピアノの課題を一通りレッスンするだけであっという間に終わってしまい、どうしてもソルフェージュに割く時間が毎回確実に取れません。
当教室では、ピアノを弾く時間を十分に確保しつつ、成長に合わせて、無理なく自然と音楽の下地が身につくよう、小学生からは最低40分のレッスン時間をいただけるよう設定させていただいております。